2025/5/25
【スズキマリーナ熊本】HOW TO タイラバ(リール編)
スズキマリーナ熊本の宮﨑です。
今回はリール編になります。
↓前回のロッド編はこちらから
https://suzukimarine.co.jp/rental/blog/kumamoto/3443/
【リール】
専用リールも販売されていますが、好みの問題だと思います。
(機能の一部にタイラバに役立つものがあるものもありますが…。)
但し、ロッドの時には値段の高いものにこだわる必要はありませんと書きましたが、リールはこだわってください!
もう一度書いておきます!リールにはこだわってください。
昔、釣具屋さん時代によく言われた質問があります。
「予算3万円で一式揃えたいです。」と
その時、間違いなく私がオススメしていた配分がロッド1万円、リール2万円です。
これには理由があります。
1、ロッドは自分のスタイルに合うものに買い替える可能性がある。
いくら店員さんがそのフィールドの定番をオススメしても、乗る遊漁船のメインの水深やその人の身長腕の長さ、タイラバの使用ウェイト等によって、なんか違うなって思ってしまう可能性が…。
その点リールは、カスタムするとしたらハンドル長やノブの種類を変えたりするぐらいです。
合わなくなったら、他の釣りで使うことも出来ます。
(ロッドは代用出来ない釣りには向かないし、専用ロッド買いたくなりますし…。)
2、ロッドは、金額が安くてもいい竿はいっぱいあります。
しかし、リールは金額が高いものと安いもので性能の差がはっきりと出てしまいます。
例えば、ドラグ性能差(ラインが切れないようにある程度の力がかかった時に自動でラインを出してくれる機能)
極端な話として、安いリールがドラグ設定の段階を1・5・10としか設定出来ないとします。
そうすると、1にするとラインが出されっぱなしになり、5でもラインは巻けず、10だとドラグが出ないので切られてしまうというどうしようも無くなってしまう事があります。
それに対して、高いリールだと、ドラグ設定を1~10の10段階で設定が出来るので、魚に合わせた細かい設定が出来、さらにドラグの滑りが良いので、ラインブレイクもしにくいという事になります。
また、液晶で水深が把握出来るカウンターリールや電動リール等金額によって、釣りを助けてくれる機能が多く、目に見える形で金額相応の性能を感じる事が出来ます。
だから、リールには是非こだわって欲しいです。
もちろん、最初から両方いいものを揃えるのもOKです!
①種類
リールにもロッドと同じくスピニングリールとベイトリールの2種類があります。
ロッドでベイトロッドをオススメしているので、リールはもちろんベイトリールです。
ベイトリールにも種類があり、主に3種類(両軸リール・カウンター付きリール・電動リール)
それぞれの利点としては、
・両軸リール シンプルなベイトリールで種類が色々あり、デザイン性が高いものを選べる。
水深はラインで見るしかない。ヒットレンジの把握も経験がいる。
・カウンターリール 両軸リールに液晶パネルで水深が分かるようになったもの。
巻きスピード表示が出来るものであれば、
釣れた時の巻きスピードを再現しやすい。
巻込み防止機能で穂先の破損を防げる。
両軸リールより全体が大きくなり、重さが増えることがある。
・電動リール カウンター付きリールの利点に加え、電動で巻き上げを行ってくれるので、
操船しながら釣りをする時に楽。さらに一定速度で巻く事が簡単になる。
カウンター付きリールより大きく、重くなりさらに金額は高額になる。
オススメは、カウンター付きリールです。
水深の把握もしやすく、巻きスピードの表示してくれるので、釣れた時のパターンを再現しやすいからです。
②ギア比
これは、リールのハンドル1回転当たりに巻き取れる糸の長さになります。
表記の仕方は「商品名+番手(数字)+ギア比」(例: エンゲツCT150HG )
(今は、もっといっぱい表記される事が多いし、ダイワ・シマノでそれぞれ表記が違ってるので難しい…。)
だいたい、無表記がノーマルギアで70cm、HGがハイギアで80cm、PGはパワーギアで60cmぐらいです。
ひと昔前だと、海底から10m~15mで勝負するタイラバには、PGだと言われていましたが…。
今はそこまでこだわる必要はありません。
HGの方が他の釣りには便利な事が多いので好きなもので大丈夫だと思います。
③番手
これは、糸巻量やリールの大きさの目安になります。
100・150・200番がタイラバだと適用サイズです。
または、ラインキャパシティのPE0.8号150m~300mで選ぶといいです。
④ハンドル
シングルハンドルか、ダブルハンドルかの2択です。
巻き続けるタイラバにはダブルハンドルが向いています。
またまた、長くなりましたので、今日はここまで
次回は【ライン編】です。
宮﨑