2025/6/1
【スズキマリーナ熊本】HOW TO タイラバ(ライン編)
スズキマリーナ熊本の宮﨑です。
ロッド編→リール編と続き、今回はライン編(メインライン+リーダー)をお送りします。
↓ロッド編はコチラ
【スズキマリーナ熊本】HOW TO タイラバ(ロッド編)
↓リール編はコチラ
【スズキマリーナ熊本】HOW TO タイラバ(リール編)
【メインライン】
①種類
ラインの種類は主に3種類(厳密にはもう少しありますが…。)
ナイロンライン・フロロカーボン(以下フロロ)ライン・PEラインの3種類
タイラバには、PEラインを選びましょう。
PEラインとは、ポリエチレン製の糸を複数本撚って(よって)作られた釣り糸です。
②撚り本数
現在だと、4本撚り、8本撚り、12本撚りが主流。(6本撚りと16本撚りなんてものもありますが…。)
本数が多いほど、直線強度が強くなり、真円に近くなるので滑り出しがなめらか=キャスティング距離が伸びますが、タイラバには8本撚りで十分かなと思います。
4本撚りは編み込む1本あたりが太くなるので根ズレに強いというメリットがありますが、これはこの後に紹介するリーダーを取り付ける事で解決します。
撚り本数が多くなる程、価格が高くなりますが、あまり安い価格のものを選ぶと、強度が低かったり、劣化が早かったりしますので、注意が必要です。
③号数
タイラバで使用されるラインの号数は、0.6号~1.0号が多いと思います。
長さは150m~200m程巻いてあることが多いです。
ラインが細いと、潮の影響が少なく底取りがしやすくなる等のいい点もありますが、
ラインを切れらる可能性も考慮しなければなりません。
長さは、ラインを巻き替えを頻繁にする人は、150m巻きでも構いませんが、
やはり安心という点では、200m巻きをお勧めします。
・結論
PE0.8号を200m巻いてください。
細くしたり、太くしたりする必要はありません。
船用の10m毎に色が変わるカラーマーキングのついているものを購入しましょう。
【リーダー】
まずは、リーダーの役割について
リーダーとは、PEラインの先に繋げるナイロンラインやフロロラインのことです。
なぜ、リーダーを取り付けるのか?
・根ズレ対策
PEラインは摩擦熱に弱く、摩擦に対しては簡単に切れてしまいます。
・ガイド絡み対策
PEラインは穂先に絡みやすく、絡んでしまうとほどくのが大変。
最悪、穂先の破損に繋がります。
・違和感の緩和
PEラインは色が付いているので魚が違和感を感じやすい。
ナイロンラインやフロロラインは透明なので違和感を与えにくい。
・PEラインへの負荷の軽減
PEラインは伸びないので、感度にすぐれていますが
急な魚の引きでラインブレイクする可能性もあります。
しかし、ナイロンラインやフロロラインは伸びるので、ショックを和らげる役割があります。
①種類
ナイロンラインとフロロラインを比べると、
・値段 ナイロン<フロロ
・伸縮性 ナイロン>フロロ
・感度 ナイロン<フロロ
・劣化しやすさ ナイロン>フロロ
・魚からの視認性 ナイロン>フロロ
・根ズレ耐性 ナイロン<フロロ
②号数
3号~5号くらいをつけている方が多いと思います。
こちらも、細くするメリット・デメリットはメインラインと一緒です。
長さは、2ヒロ~4ヒロぐらいです。
バーチカルなら2ヒロ~3ヒロ、ドテラなら4ヒロ取ると、根ズレ対策になります。
(※バーチカル…船の真下を釣る事 ドテラ…ラインが前に払い出し、斜めに釣る事)
・結論
フロロライン4号をFGノット等で2ヒロ~4ヒロ付けましょう。
【ライン編】はここまで
次回は、いよいよ【仕掛け】=タイラバを2回に分けて書いていこうと思います。
宮﨑