2025/6/8
【スズキマリーナ熊本】HOW TO タイラバ(仕掛け編)
スズキマリーナ熊本の宮﨑です。
今回は仕掛け編(ヘッド+ネクタイ)をお送りします。
↓ロッド編はコチラ
【スズキマリーナ熊本】HOW TO タイラバ(ロッド編)
↓リール編はコチラ
【スズキマリーナ熊本】HOW TO タイラバ(リール編)
↓ライン編はコチラ
【スズキマリーナ熊本】HOW TO タイラバ(ライン編)
【ヘッド】
タイラバのヘッドは素材・重さ・形状について説明したいと思います。
①素材
ヘッドの素材は2種類あり、鉛製とタングステン製です。
鉛とタングステンを比べると
・値段 鉛<タングステン
・大きさ 鉛>タングステン
・潮受けの良さ 鉛>タングステン
・底取りのしやすさ 鉛<タングステン
タングステンの方が比重が重いので、同じ重さでも大きさは小さく、潮の影響を受けないので底取りがしやすくなります。さらにタングステンは固い金属なので着底時の振動が伝わりやすいという意味でも底取りがしやすいです。
一方、鉛はタングステンより安価なので根がかりしやすい場所等でタングステンを無くしたくないという場合や
潮止まりや潮が緩い等の理由で船の位置が動かない場合に流れに乗せたい場合は有利です。
②重さ
天草エリアだとだいたい水深の深いところで60mぐらいの場所が多いですが、80m~100mラインもあるので、60g~120g (60g・80g・100g・120g)までを揃えておくといいと思います。
考え方は、水深=重さが一般的ですが、天草は潮流が速いので60mでも100g使うこともあります。
重さの選択はその場でベストな選択をするのが一番なので、幅広く用意しておきたいです。
タングステンの場合は、鉛の80g=タングステン60gと考えてもらうといいと思います。
③形状
球型とフラット型の2種類とビンビンスイッチのような流線形のものがあります。
・球型 スタンダードな形状で迷ったらこの形を選びましょう。
バーチカルからドテラまで対応出来ます。
・フラット型 潮が緩い時やバーチカルで使用します。
巻き上げにブルブル動くのでアピールが高い。
(これが効く時もあれば、効かない時もある。)
フォール時にフラット面が抵抗になりフォールが遅くなる。
・流線形 同じ重さでも、潮抜けがいいので、着底が分かりやすい。
つまり、軽く出来るので大きさが小さくなる=ヘッドの存在感を減らせる。
・結論
ヘッドは鉛なら80g、タングステンは60gをメインに幅広く揃えてください。
形状は、球型をメインに
ただ、「TGビンビンスイッチ」をオススメします。
釣れるからもありますが、初めての人にも着底が分かりやすいというところがオススメです。
私のメインは、「TGビンビンスイッチ 60g」です。
【ネクタイ】
ネクタイは、形状・カラー・厚さについて説明していきます。
①形状
ストレートタイプとカーリータイプの2種類が多いです。
(あとは派生系や大きさが色々とありますが今回は割愛‥・。)
・ストレートタイプ 基本の形で活性が低い時等は適度に動いてくれるので選ぶことが多いです。
・カーリータイプ ストレートタイプより波動が強くアピールが高め
潮が速くても、しっかり泳いでくれます。
②カラー
カラーは好み!と言いたいところですが、
・定番 オレンジ、赤、ブラック、ゴールド
・濁り潮or曇天 オレンジ、赤、グロー、ケイムラ、ソリッド、蛍光、ブラック
・澄み潮or晴天 オレンジ、赤、クリア(ラメ入り)
・ベイト(ゴカイ類) オレンジ、ブラック、ゴールド、茶
・ベイト(イワシ類) 赤、ブラック、ゴールド、緑
・ベイト(イカ類) グロー、蛍光
・ベイト(甲殻類) 赤、ブラック、ゼブラ
③厚さ
厚いものと薄いものの違いは、アピール力に差が出ます。
厚いと水を掴むちからが強く、アピールが強くなります。
また、厚みがあるのでフック絡み等を低減出来ます。
高活性時等に有利になります。
薄いと波動は弱くなります。
低活性時や潮が緩んだ時に選択します。
・結論
ストレートタイプとカーリータイプの2種類のオレンジと赤の2色を揃えましょう。
厚さはノーマル(厚さ0.3mm~0.4mm)で問題ないので、あとは好みで揃えてください。
以上、【仕掛け編】前編でした。
宮﨑